菊名新聞 横浜市港北区

大崎編集長職卒業

タウンニュース 2010年4月15日号より
菊名新聞 大崎さん編集長職を卒業

菊名北町内会の「菊名新聞」の名編集長・大崎春哉さんが長年住み慣れた菊名を離れ、娘さんの住む愛媛県・松山に旅立った。大崎さんが愛してやまなかった同紙の編集からも卒業する形となった。

「私も80歳をとうに超えている。娘から声をかけられたことと、自分のルーツを書き残す仕事があり、今のままだと忙し過ぎるので引っ越しを決めた」と大崎さんは話す。
菊名新聞は1993年に創刊。年4回発行し、街の明るい話題を中心に、幅広い内容を掲載してきた。
今後は4月号が発行されるが、それ以降は現在のところ未定という。

大崎春哉編集長を卒業

「菊名新聞」が創刊50号へ(タウンニュースより
~地域の明るい話題を中心に年4回情報を発信 ~

大崎春哉 編集長

菊名北町内会の会員に年4回無料配布される町内会新聞「菊名新聞」(発行責任者・齋藤松太郎)が10月の発行で50号を迎える。「政治・宗教は扱わず、菊名地域の明るい話題を取り上げる」という明確なポリシーの下、創刊号から編集長として紙面を作り続けてきた大崎春哉(80)さんにこれまでの振り返りと今後の抱負を語ってもらった。

「町内会情報など住民に有益なものはもちろん、地域で頑張っている人、面白い活動をして
いる人など、基本は『菊名の素晴らしさ』を改めて伝えたいことにあります」と大崎さんは編集方針を話す。

菊名新聞は2千5百部発行しており、費用は町内会費で賄われている。創刊は平成5年。菊名北町内会の役員の間で「菊名の情報が日刊紙で取りあげられることがまずない。ならば自分たちの手でつくろう」と持ち上がったのがきっかけ。大崎さんが、町内会の広報部長であり、中日新聞(東京新聞)記者として40年以上に渡り活躍した手腕を買われ、編集長職に就いた。

当初は大崎さん1人だったが、現在では、50代を中心とした主婦3人と84歳の男性記者5人で紙面を作り上げる。取材、原稿作成はもちろん写真撮影まですべてをメンバーが担当する。編集室は大崎さんの自宅。不定期に集まり、紙面内容など皆で意見を出し合う。

内容は多岐に渡る。菊名は竹細工やたんす職人などが古くから多く住む土地柄から「職人問わず語り」という連載物や読者が記者になり、まちを紹介するコーナーなど、柔軟で読み応えがあり、情報満載だ。

準備を進めている50号では、特別な企画は考えず、いつも通りの紙面にするつもりだという

大崎さんは「今後も皆さんに喜んでもらえる新聞を作りたい。でも私も80歳。後進を育て、道をゆずりたいね」と語る。しかし、大崎さんは現在、依頼された3冊の本の編集も進めており、まだまだ元気に「現役」で仕事を続けそうだ。

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神奈川新聞 2007.4.13  P.20地域面掲載

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